自社ECが売れない…。
多くのEC担当者が一度はぶつかる悩みです。
でも、売れない理由は一つではなく、どこに問題があるかによって改善すべきポイントは大きく変わります。
とはいえ、いきなり難しい分析をする必要はありません。 まずは“どこでつまずいているのか”をシンプルに切り分けていくだけで、改善のヒントは見えてきます。
このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせが「まずどこを見るべきか」をシンプルに整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!
今回のご相談は、「自社ECが全然売れない…」というものです。売れない理由を「アクセス・ターゲット・商品・説明・導線」の5つの視点から読み解き、すぐ実践できる改善のヒントを紹介していきます。
このエピソードに登場するひと

ふなだ
へノブファクトリーのシャチョー。
好きなお寿司はえび。

いぬ
悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ
UMA(未確認動物)。
自社ECが全然売れない…

ふなださん…助けてほしいワン…。アクセスはあるのに、売り上げにつながらないんだワン。どうしたらいいのか分からないワン…

売れない時はね、まず“どこでつまずいてるか”を切り分けるのが大切なんだよ。アクセスの問題なのか、商品の魅力なのか、伝え方なのか、導線なのか…。それぞれ原因が違うから、対策もまったく違ってくるんだ。

雪だるまが転がらない時も、“雪質・坂道・押す力”で理由が変わるのと一緒〜!原因を間違えると永遠に転がらないヨ!
① アクセスが足りていない

売れない理由の最初の大前提は“そもそも見られていない”ケース。
アクセスが足りてないと、どれだけ良い商品や導線があっても売れないよ。
確認ポイント
- 月間アクセス数はどれくらい?
- 流入元はどこ?(検索・SNS・広告)
- 特定のページだけ流入が少ない?

アクセスが少ないのに“売れない…”って悩んでたワン…

まず見に来てもらわないと始まらないヨ〜!
② ターゲットに届いていない

アクセスはある。でも売れない。
このパターンで多いのが“誰に向けて売っているのか”がボヤけているケース。
こんな状態になってない?
- 商品説明が“みんな向け”になっている
- 訴求ポイントが弱い(刺さってない)
- 競合との差が分からない

誰に買ってほしいのかが明確じゃないと、メッセージが薄くなるんだよ。

ターゲットがぼやけると、雪景色みたいに全部真っ白で何も見えないヨ〜!
③ 商品の魅力が伝わっていない

商品自体の魅力が伝わっていないケースも多いね。特に、競合商品との差別化ポイントが弱いと売れにくい。
改善ポイント
- “この商品じゃないとダメな理由”を提示できているか?
- 他社との違いを明確にしているか?
- 使用シーンが想像できるか?

商品の良さを“分かってくれるはず”って思い込んでたワン…

伝えないと伝わらないヨ!雪の結晶くらい繊細なんだから〜!
④ 説明不足で不安が消えていない

特に初回購入では、“説明不足”が原因で買わないことも多いよ。
価格・送料・サイズ・素材・返品交換など、買う前に不安を消せてる?
見直しポイント
- 購入前の不安要素に答えているか?
- 写真・動画・レビューが十分か?
- “買う理由”を言語化しているか?

そっか…説明って“押し売り”じゃなくて“不安解消”だったんだワン…!

不安が残ってると雪山には登らないヨ!同じことネ〜!
⑤ 導線が悪く、購入までたどり着けていない

意外と見落とされがちだけど、“ページの導線”でカゴ落ちしてるケースも多いよ。“買いたい気持ち”はあるのに、ページ構成で迷わせてしまっているんだ。
チェックポイント
- カートまでの動線が長すぎない?
- 重要な情報が下に埋もれてない?
- スマホで見た時に使いにくくない?

雪道で迷って帰るのと同じだヨ!迷わせたら帰っちゃう〜!
まとめ
イエティのチェックリスト
- アクセスは足りてる?
- ターゲットにきちんと届いてる?
- 商品の魅力が伝わってる?
- 説明不足で不安が残ってない?
- 導線は分かりやすい?

“売れない”には必ず原因があるよ。どれが当てはまるか切り分けるだけで、改善の方向性は見えてくるからね。

今日から見直してみるワン!

売れるECは雪玉みたいにコロコロ大きくなるヨ〜!転がしてこ〜!







