【9/4 無料ウェビナー】
高価格商材を、ECで売る。

ECサイトで商品の魅力を伝えるコツは?(たべもの編)

ECで商品を売るときに欠かせないのが「魅力をどう伝えるか」。
とくに食品系は、実物に触れられないぶん、魅せ方の精度が売上を大きく左右します。

どれだけ良い商品でも、写真・説明文・不安解消・使用シーンの設計が整っていないと、ユーザーには魅力が伝わらず “なんとなく候補外” にされてしまいます。

このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせが「何を伝えるべきか」をシンプルに整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!

今回のご相談は、「ECサイトで商品の魅力をどうやって伝えたらよい?」というものです。いぬが販売するドッグフードを例に、食べ物の訴求ポイントを解説していきます。

このエピソードに登場するひと

むらせ

へノブファクトリーのコンサルタント。
好きなおにぎりの具は梅。

いぬ

悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ

UMA(未確認動物)。


商品の魅力が伝わらない…

そういえばさ、いぬのサイトは何を売ってるお店なの??

えっとね、「いぬによる、いぬのためのセレクトショップ【ナイスワン】」っていうお店ワン!

いいじゃん!「誰が売ってるか」も大事なコンセプトだよね〜

一番力を入れてるのは、ぼくが毎日食べてる自慢のフード“WAN NUTRITION”なんだけど…サイトだとなかなか魅力が伝わらないんだワン…

ドッグフードは“中身の良さ”だけじゃなくて、“どう伝えるか”の設計が超大事なんだよね。今日はWAN NUTRITIONを例に、魅力の伝え方を整理していこうか。

むらせの“伝わるデザイン講座”はじまるヨ〜!雪玉より分かりやすいヨ!

① 写真は「情報」。粒の形・質感・サイズは絶対に見せる

まず写真。フードの場合は“雰囲気写真”より、
粒の形状・サイズ・色・質感をしっかり伝えることがすごく大事。

魅力が伝わる写真のポイント

  • 粒のアップ(質感・形が分かる)
  • 手のひらに乗せたサイズ比較
  • パッケージの清潔感
  • 食べている様子(使用シーン)
  • 原材料(野菜や肉)のイメージ写真

粒の大きさって、たしかに買う前に知りたいワン…!

“美味しそう”より“判断できる”ほうが強いヨ!

② 最初の3秒で「どんなフードなのか」を明確に

トップで“何のフードで、誰に向いてて、どんなメリットがあるか”が一瞬で分かる設計が必要だよ。

例:WAN NUTRITION の3秒訴求

  • ヒューマングレードの国産チキン
  • 無添加・保存料不使用
  • 毛艶ケア × 消化サポート

この3つが最初にパッと見えるだけで、“自分が求めてる商品かも!”って判断できるんだよね。

たしかにワン…!最初に“いい理由”が見えると気になるワン!

③ 説明文は「物語」じゃなくて「案内板」

説明文でやりがちなのが、“熱い物語”を語っちゃうこと。でも、最初に必要なのは“判断材料”。

良い説明文の基本構造

  • 機能:高タンパク・無添加・ヒューマングレード
  • メリット:体調安定・消化に優しい
  • ベネフィット:毛艶が良くなる・体臭が軽減

ぼくのフード、どういいのか順番に言わないと伝わらないワン…

“やさしく・短く・分かりやすく”。これ雪の三か条ネ!

④ 不安要素を先回りして消す(これが一番効く)

買う前にユーザーが感じる“不安”を先回りして解消してあげると、購入率がめちゃくちゃ上がるよ。

買わない(購入を迷う)理由と対策案

  • 本当に無添加?安全?
  • 原材料と工場の写真を載せる
  • アレルギー大丈夫?
  • 口に合う?
  • 香りは?食いつきは?
  • いま食べてるものとの切り替え方法は?

WAN NUTRITION の改善例

  • 原材料と工場の写真を載せる
  • アレルギーNG食材一覧を掲載
  • 「切り替え方法」ガイドを作る
  • レビューで“食いつき率”を可視化

“安全なのか知りたい”って気持ち、すごい分かるワン…!

⑤ 「使用シーン」を見せると、価値が一気に伝わる

食品系は“ Before → After ”が見えると説得力が段違いになるんだよね。

例:WAN NUTRITION のシーン演出

  • 食べる前:不安そう or 食いつき悪い
  • 食べた後:満足げに噛んでる
  • 1週間後:毛艶がキレイに
  • 生活の中の“いつものごはん風景”

未来を想像できると、人は自然と“買う理由”を見つけるヨ〜!

まとめ

イエティのチェックリスト

  • 写真は“粒の情報”が伝わる?
  • 最初の3秒で価値が分かる?
  • 説明文は案内板になってる?
  • 不安要素に全部答えてる?
  • 使用シーンで未来が見える?

商品の魅力は、ただ並べるんじゃなくて“伝わる順番”を設計すること。WAN NUTRITION なら、もっと価値を伝えられるポイントがあるね。

さっそくページ見直すワン!WAN NUTRITIONをもっと届けたいワン!

魅せ方ひとつで、雪だるまも売れるヨ〜!

自社ECが全然売れないのはなぜ?5つの主な要因

自社ECが売れない…。
多くのEC担当者が一度はぶつかる悩みです。
でも、売れない理由は一つではなく、どこに問題があるかによって改善すべきポイントは大きく変わります。

とはいえ、いきなり難しい分析をする必要はありません。 まずは“どこでつまずいているのか”をシンプルに切り分けていくだけで、改善のヒントは見えてきます。

このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせが「まずどこを見るべきか」をシンプルに整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!

今回のご相談は、「自社ECが全然売れない…」というものです。売れない理由を「アクセス・ターゲット・商品・説明・導線」の5つの視点から読み解き、すぐ実践できる改善のヒントを紹介していきます。

このエピソードに登場するひと

ふなだ

へノブファクトリーのシャチョー。
好きなお寿司はえび。

いぬ

悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ

UMA(未確認動物)。


自社ECが全然売れない…

ふなださん…助けてほしいワン…。アクセスはあるのに、売り上げにつながらないんだワン。どうしたらいいのか分からないワン…

売れない時はね、まず“どこでつまずいてるか”を切り分けるのが大切なんだよ。アクセスの問題なのか、商品の魅力なのか、伝え方なのか、導線なのか…。それぞれ原因が違うから、対策もまったく違ってくるんだ。

雪だるまが転がらない時も、“雪質・坂道・押す力”で理由が変わるのと一緒〜!原因を間違えると永遠に転がらないヨ!

① アクセスが足りていない

売れない理由の最初の大前提は“そもそも見られていない”ケース。
アクセスが足りてないと、どれだけ良い商品や導線があっても売れないよ。

確認ポイント

  • 月間アクセス数はどれくらい?
  • 流入元はどこ?(検索・SNS・広告)
  • 特定のページだけ流入が少ない?

アクセスが少ないのに“売れない…”って悩んでたワン…

まず見に来てもらわないと始まらないヨ〜!

② ターゲットに届いていない

アクセスはある。でも売れない。
このパターンで多いのが“誰に向けて売っているのか”がボヤけているケース。

こんな状態になってない?

  • 商品説明が“みんな向け”になっている
  • 訴求ポイントが弱い(刺さってない)
  • 競合との差が分からない

誰に買ってほしいのかが明確じゃないと、メッセージが薄くなるんだよ。

ターゲットがぼやけると、雪景色みたいに全部真っ白で何も見えないヨ〜!

③ 商品の魅力が伝わっていない

商品自体の魅力が伝わっていないケースも多いね。特に、競合商品との差別化ポイントが弱いと売れにくい。

改善ポイント

  • “この商品じゃないとダメな理由”を提示できているか?
  • 他社との違いを明確にしているか?
  • 使用シーンが想像できるか?

商品の良さを“分かってくれるはず”って思い込んでたワン…

伝えないと伝わらないヨ!雪の結晶くらい繊細なんだから〜!

④ 説明不足で不安が消えていない

特に初回購入では、“説明不足”が原因で買わないことも多いよ。
価格・送料・サイズ・素材・返品交換など、買う前に不安を消せてる?

見直しポイント

  • 購入前の不安要素に答えているか?
  • 写真・動画・レビューが十分か?
  • “買う理由”を言語化しているか?

そっか…説明って“押し売り”じゃなくて“不安解消”だったんだワン…!

不安が残ってると雪山には登らないヨ!同じことネ〜!

⑤ 導線が悪く、購入までたどり着けていない

意外と見落とされがちだけど、“ページの導線”でカゴ落ちしてるケースも多いよ。“買いたい気持ち”はあるのに、ページ構成で迷わせてしまっているんだ。

チェックポイント

  • カートまでの動線が長すぎない?
  • 重要な情報が下に埋もれてない?
  • スマホで見た時に使いにくくない?

雪道で迷って帰るのと同じだヨ!迷わせたら帰っちゃう〜!

まとめ

イエティのチェックリスト

  • アクセスは足りてる?
  • ターゲットにきちんと届いてる?
  • 商品の魅力が伝わってる?
  • 説明不足で不安が残ってない?
  • 導線は分かりやすい?

“売れない”には必ず原因があるよ。どれが当てはまるか切り分けるだけで、改善の方向性は見えてくるからね。

今日から見直してみるワン!

売れるECは雪玉みたいにコロコロ大きくなるヨ〜!転がしてこ〜!

WEBサイト制作費の相場はどれくらい?相見積もりを見極めるポイント

サイト制作の見積もりって、安いものから高いものまで幅が大きくて、
「どれが正しいの?」と迷ってしまうことがよくあります。

“安いからお得”というわけでもないし、“高いから品質がいい”とも限らない。
むしろ、必要以上に高い見積もりで足元を見られてしまうケースも、業界ではめずらしくありません。

本当に見るべきなのは、金額の大小ではなく、
その価格がどういうロジックで組み立てられているのか。

このシリーズでは、見積もりの仕組みをシンプルに読み解きながら、
「適正かどうか」を判断するための視点を分かりやすく紹介していきます。

このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせが「まずどこを見るべきか」をシンプルに整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!

今回のご相談は、「サイト制作費の相場って??」というものです。

このエピソードに登場するひと

むらせ

へノブファクトリーのコンサルタント。
動物好き。モフモフしたものと課題は放っておけない。

いぬ

悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ

UMA(未確認動物)。


WEBサイトの制作費ってピンキリよね

新しいサイトの立ち上げを考えてるんだけど、見積もりを何社か取ったら金額が全然違うワン…。高いのが正解?安いのが正解?もう分からないワン…

それ、ほんとによくある相談だね。デザインや制作って“値段の差”が出やすいけど、大事なのは“金額の根拠”を理解できるかどうか。今日はそこを整理していこう。

むらせは“見積もりの中身ハンター”なんだヨ!数字の裏に潜むロジックを探すのが得意〜!

見積もりの価格の根拠を理解する

まず知っておいてほしいのは、サイト制作の見積もりは“作業量の積み上げ”でできてるってこと。つまり“工数ベース”なんだ。

工数という考え方

“1工数=1人が1時間作業したときの単価”っていう単位で見積もりを組むのが一般的。1人日とか1人月って言い方もあるけど、基本の考え方は一緒だよ。

なるほどワン。時間で積み上げていく感じなんだワンね。

工数の単価が違えば、金額も変わる

同じ1時間でも、誰が作業するかで単価が違うんだ。たとえば3,000円の人もいれば、10,000円の人もいる。

“安い=お得”とは限らないヨ!スキルが高い人は短時間で仕上げちゃうから、結果的に安くつくこともあるんだ〜。

多くの人が関わるほどコストは上がる

サイト制作にはディレクター、デザイナー、エンジニア…といろんな人が関わることが多い。人数が増えればその分、工数も上がる=コストが増えるんだ。

なるほどワン…。人が多い見積もりが高いのは、そういう仕組みワンね。

“なんとなく高い”より、“何人が何をしてるか”を見た方が安心だヨ!

金額の差は“考え方”の差でもある

あともう一つ大事なのは、“制作会社によって、どこまでを制作に含めるか”の考え方が違うってこと。

どういうことワン?

たとえば、“デザインだけ”なのか、“戦略設計+デザイン+実装”まで含むのか。それで金額が大きく変わる。単純に“見た目”だけを作るのか、“立ち上げたあとの運営を見越した設計から作るか”でも作業範囲が全然違うんだよ。

“どこまでやるのか”を明確にしてもらうの、大事ネ〜!

「高い・安い」より、“説明があるか”を見よう

結局、“高い・安い”の判断は金額だけ見ても分からない。重要なのは、その金額に対して“ちゃんと説明できているか”。

“なぜこの値段なのか”を説明できない見積もりは、ちょっと危険ってことワン?

そうそう。説明が丁寧な会社は、進行中のトラブルも少ない。最初に“どうしてこの工数・金額なのか”が明確だと、実際の制作の進行もスムーズに進むよ。

“納得できる根拠”がある見積もりを選ぼうネ!

まとめ

イエティのチェックリスト

  • 見積もりの金額より「根拠」をチェック
  • 工数(人×時間)と単価の考え方を理解する
  • 関わる人数と作業範囲を確認する
  • 説明がない見積もりは注意!
  • “高い・安い”より“納得できる理由”を重視しよう

次回は“サイト立ち上げ後の集客コスト”をテーマに話そうか。

待ってるワン〜!

その前におやつ休憩〜!

サイトのアクセス数が減ってる!?状況把握のポイント

アクセス解析や改善施策って、どうしても数字や専門用語に引っ張られて「むずかしそう…」って感じやすいですよね。でも実は、成果につながる一番の近道は、“複雑な分析”よりも“状況を正しく切り分けること”。

このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせが「まずどこを見るべきか」をシンプルに整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!

今回のご相談は、「サイトのアクセス数が減ってる!?なんで…」というものです。

このエピソードに登場するひと

ふなだ

へノブファクトリーのシャチョー。
好きなお酒はホッピー。

いぬ

悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ

UMA(未確認動物)。


アクセス数が下がってもあせらない、あせらない

ふなださん…聞いてほしいワン…。急にアクセスがガクッと落ちたんだワン…。うちのサイト終わったワン…?

終わらない終わらない。サイトはそんな繊細じゃないよ〜。まず“どこが落ちたのか”を切り分けるところから始めようか。

アクセスが落ちた=サイトの寿命、ではナイ!落ちても復活する、イエティは3回くらい冬眠から復活した!

まず“どこ”が落ちたか見る

アクセスが落ちた時にいきなり“対策”しようとすると迷子になるよ。まずは3つだけ見る。

確認ポイント

  1. 「全体」のアクセス数?
  2. 「特定のページ」のアクセス数?
  3. 「特定の流入経路」のアクセス数?

原因は“雪・星・惑星”ぐらい違うヨ〜!

Googleアナリティクスで確認する項目

GAの“レポート→集客→トラフィック獲得”で、どの経路が落ちたか一発で分かるよ。

数値が下落した箇所を確認すると要因がなんとなくわかる

  • Organic Search → SEO問題
  • Direct → リピーター減少
  • Social → SNS流入の波

いぬでもできる!イエティでもできた!

「Organic Search(自然検索)」が落ちている場合の最初のチェック

自然検索の流入が落ちてる場合は、まずはこれを見よう。

チェックする項目

  • 検索キーワードの変動
  • 上位ページの順位変動
  • Googleのアルゴリズムアップデートとの時期一致

上位ページってえらいページのことワン?

実質そうだね。サイトの功労者だよ。

最初の対策は“戻す”こと

落ちた時は、まず元の状態に戻せるかを考えるのが大事。

よくある落ちた原因

  • タイトルや見出しを変更した
  • コンテンツを削除した
  • 内部リンクを変更した

戻せばスグ元気になるヨ!

まとめ

イエティのチェックリスト

  • どこが落ちた?(全体 / ページ / 流入元)
  • GAの“トラフィック獲得”で原因確認
  • 自然検索が落ちていたら順位を見る
  • 最近いじった場所を確認
  • “元に戻す”のも立派な対策

高価格商材を、ECで売る。

今、EC市場で高単価商材を売ることが、企業の成長戦略で最重要課題となっています。

EC運営では、ポイントや値引き競争に巻き込まれ、安売り合戦になりやすい状況です。
オリジナル商材に付加価値を付けて高く販売したくても、従来の手法では成果が出にくいのが現状です。
高額商品の購入は即決されにくく、検討期間中の離脱やカゴ落ちも大きな課題となっています。

本セミナーでは、高単価商材を扱うECサイトが実際に行っている施策を具体的に紹介します。
・ギフトやプレゼント施策を活用して購入のきっかけを作る方法
・検討期間中の顧客に対するフォローや離脱防止策
・購入を決意させるための訴求ポイント設計
・カゴ落ち防止やリピート獲得につながる施策
これらの実践的なノウハウを学ぶことで、売上と利益を同時に向上させる方法を解説いたします。

明日から自社ECサイトで試せる実践的なノウハウを学べる機会となっておりますので、
ぜひ、この機会にご参加ください!

\「株式会社ヘノブファクトリーからの案内」/
\   にチェックをお願いします   /

こんな方におすすめのセミナーです

  • 高単価商材がどのようにECで販売しているか知りたい
  • 高単価商材のギフトを活用事例を知りたい
  • 高単価、高利益体質なEC店舗運営のポイントを学びたい方
  • 一般的なECノウハウを聞いても自社には当てはまらない気がする
  • 消費者のリアルな購買心理を知りたい
  • 売上を伸ばす組織形成に関して次の一手が見つかっていない方‍‍

登壇者情報・内容‍‍

■第1部(13:00~13:20)|高価格商材マーケティングの新常識〜人材から逆算する戦略設計のポイント〜

吉田さん

吉田 拓未(よしだ たくみ)
株式会社WUUZY マーケティンググループ マネージャー

‍【プロフィール】
‍新卒で株式会社みずほ銀行に入行し、法人セールスにて融資・不動産・相続など経営周りの支援。その後、株式会社WUUZYに3人目の社員として参画し、マーケティング事業部の立ち上げを経験。現在は、EC経験者だけで7,000名以上登録する複業マッチングサービス「ECのプロ」のマーケティング全般を担う。

【登壇内容の概略】
EC市場が拡大する中、ECの売上を伸ばすには、商材の特性や事業ステージに応じて最適な戦略を設計することが欠かせません。本セッションでは、7,000名のEC専門人材が所属する「ECのプロ」が、高価格商材の販売を成功させるための戦略立案や施策の具体的なカスタマイズ方法をご紹介します。また、実際に高価格商材の売上向上に成果を上げた事例も交え、具体的な取り組み内容を詳しく解説いたします。

第2部(13:20~13:40)|高単価商材の購入のきっかけ作りの鍵は「ギフト」にあり!?

安藤 祐輔(あんどう ゆうすけ)
株式会社ハックルベリー 代表取締役

‍‍【プロフィール】
2012年㈱Socketを創業、販促プラットフォーム「Flipdesk」をリリース。
数百社へ利用されるサービスとなりその後KDDIグループへM&A。
KDDIグループ会社社長として従事後2017年退任。
現在はShopifyアプリ開発のリーディングカンパニーである、㈱ハックルベリーの代表を務める。
ECキャリアが長く、EC戦略立案・構築・運営の実績と深い知見を持つ。著書:Shopify運用大全

‍【登壇内容の概略】
ハックルベリーではアプリ提供やShopify構築を通じて述べ28,000ショップ以上のECサイトを支援しています。そんな我々の支援実績の中でも商品単価が高いECサイトの多くが「ギフト」を活用して購入のきっかけを作ることができています。
今回のセミナーでは、高単価商材を扱うECサイトがどのようにギフトを活用しているか具体的な事例をご紹介いたします。

■第3部(13:40~14:00)|価格を上げて顧客が増える!高単価商材の販売に成功してきたEC企業から学ぶ7つのポイント

小野 稜太(おの りょうた)
ec vision株式会社 代表取締役
ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA)客員講師
一般社団法人ECスキル認定協会(JECSA)理事
楽天グループ株式会社公認セミナー講師

【プロフィール】
早稲田大学在学中にEC支援会社でインターンを経験。在学中に500社以上を支援し運営代行も経験。その後、三越伊勢丹HD内でのシステムエンジニアを経て、EC支援会社に転職。創業メンバーとして2,000社以上のEC事業者をサポートしセミナーの参加人数は5,000名を超える。2021年に独立し紹介で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店舗を含む多数の有名店舗を支援。23年からは楽天グループ株式会社公認の上級店舗向け分析セミナー講師も務める。一般社団法人ECスキル認定協会理事、ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師。

【登壇内容の概略】
EC運営において、
・ポイント、値引き競争になり安売り合戦になる
・オリジナル商材をもっと付加価値を付けて高く売りたい!
・値引きやポイント付与以外で売上と利益を上げる方法を学びたい…
そんなお悩みはありませんか?
本セミナーでは楽天グループ株式会社公認のセミナー講師であるec vision株式会社代表取締役の小野が、比較されるECサイトにおいて高単価販売を実現する戦略を公開します。
再現性の高い成功プロセスを学び、自社の成長に直結させるための実践的ノウハウを学びましょう。
初公開の内容も多数含まれており、次回同テーマの開催は未定です。

■第4部(14:00~14:20)|高単価商材の戦略は「検討期間への対処」にあり〜購買心理を理解して、選ばれる店に〜

ヘノブファクトリー村瀬

村瀬明希(むらせ あき)
株式会社ヘノブファクトリー 取締役・WEBコンサルタント

【プロフィール】
大手プロダクトデザイン企業にてパッケージデザインや広告デザインを手掛けたのち、ウェブの世界へ。
持ち前の情報設計スキルにより数多くの企業のサイト改善に貢献。ジャンルを問わずサイト運用、サイトリニューアル等で戦略設計、実行までをまるっとご支援。成果を上げる情報設計に力を入れている。セミナー講師としても活動中。

【登壇内容の概略】
業界歴20年以上のヘノブファクトリーが、リアルな消費者の心理を分析、膨大な運用実績からEC運用で売上アップしてきたノウハウを大公開!
明日からすぐに使える、高単価商材向け売上改善施策をご紹介します。
・高額商品を即決させることは難しい
・即決できない心理を理解し、検討期間中の消費者に対して正しい対策を!
・検討中の離脱を防ぐ方法
・購入を決意させる方法
・検討中のカゴ落ちを防ぐ方法

セミナー詳細

【開催日時】
2025年9月4日(木)13:00~14:20

【セミナータイトル】
高価格商材を、ECで売る。

【対象】
・EC/通販事業に携わる方全般

【注意事項】
‍・Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でご視聴ください。
・プログラムは予告無く変更となる場合がございます。
・本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。
・視聴用URLをメールで個別にご案内させていただくため、参加は申込者本人に限ります。
・本セミナーはアーカイブ配信はございません。ご好評いただいた場合には後日再配信する場合もございます。

セミナーのお申し込みはこちら

\「株式会社ヘノブファクトリーからの案内」/
\   にチェックをお願いします   /

売上アップしている店舗は何をやっている?自社EC売上アップの施策大公開!【第3部 単価編】

8/31(日)までの限定公開で無料ウェビナーを配信中です!
お申し込みいただくとすぐにご視聴いただけますので、ぜひご活用ください!

今回のウェビナーは、以下の3部構成となっており、EC売上アップの3要素について、わかりやすく解説、具体的な改善施策もご紹介します!

第1部 集客編(配信中:2025年5月末まで → 2025年8月末まで)
第2部 CVR編(配信中:2025年6月末まで → 2025年8月末まで)
第3部 単価編(配信中:2025年8月末まで)

第3部 単価編の詳細

セッションごとに10分程度の動画になっていますので隙間時間などにサクッとご視聴いただけます!

こんな方におすすめのセミナーです

  • 競合に合わせた「なんとなくの価格」になっていて利益が出ない…
  • 本当はもっと高く売りたいけど、値引きしないと売れないのでは?と不安…
  • 安いものばかり売れて、本来売れて欲しいものが売れない…

こんなことが学べます

  • そもそも利益がでる価格設計になっている?
  • 強みをちゃんと訴求して、利益のでる価格で販売しよう
  • まとめて買いたくなる仕組み作り
  • 安いものばかり売れる場合は、比較検討が悪い方向に働いている。購買心理を理解して、落とし所の商品を作ろう
  • 入り口商品と、リピート用商品を作る
  • すぐにできる単価アップ施策

講師紹介

funada

舩田 美希(ふなだ みき)
株式会社へノブファクトリー
代表取締役/WEBコンサルタント

大学卒業後、放送事業会社にてWEB担当者として音楽系オウンドメディア企画立案などに従事。2012年ヘノブファクトリー入社。WEBマーケティング全般を専門領域としながら、ECサイト・サービスサイトの改善・効果UPを幅広く支援。その後、通販化粧品メーカーにて戦略・マーケティング責任者を経てへノブファクトリーに再度Join。様々な業種・商材のWEBマーケティング戦略の実施と、効果検証を実行する。ウェブ解析士。

村瀬明希(むらせ あき)
株式会社へノブファクトリー
取締役/WEBコンサルタント

大手プロダクトデザイン企業にてパッケージデザインや広告デザインを手掛けたのち、ウェブの世界へ。持ち前の情報設計スキルにより数多くの企業のサイト改善に貢献。ジャンルを問わずサイト運用、サイトリニューアル等で戦略設計、実行までをまるっとご支援。成果を上げる情報設計に力を入れている。セミナー講師としても活動中。

配信詳細

開催形式:録画配信(お申し込みいただくと配信URLをお送りします)
配信期限:2025/8/31(日) まで
視聴費用:無料

売上アップしている店舗は何をやっている?自社EC売上アップの施策大公開!【第2部 CVR編】

6/30(月)までの限定公開で無料ウェビナーを配信中です!
お申し込みいただくとすぐにご視聴いただけますので、ぜひご活用ください!

今回のウェビナーは、以下の3部構成となっており、EC売上アップの3要素について、わかりやすく解説、具体的な改善施策もご紹介します!

第1部 集客編(配信中:2025年5月末まで → 2025年8月末まで)
第2部 CVR編(配信中:2025年6月末まで → 2025年8月末まで)
第3部 単価編(配信中:2025年8月末まで)

第2部 CVR編の詳細

セッションごとに10分程度の動画になっていますので隙間時間などにサクッとご視聴いただけます!

こんな方におすすめのセミナーです

  • CVR対策、やった方がいいのはわかるけど、具体的には何をしたらいい?
  • サイト内改善に色々取り組んでいるけど、売上が変わらない
  • 広告・SNSに目が行きがちで、サイト内改善については視点が丸っと抜けてる

こんなことが学べます

  • 売上の公式をおさらい
  • 誰を集客するかによってCVRや単価が変わる
  • 売上に繋がりやすい対策の優先順位
  • ページ、エリアごとの具体的な改善方法
  • 改善後の効果検証方法

講師紹介

funada

舩田 美希(ふなだ みき)
株式会社へノブファクトリー
代表取締役/WEBコンサルタント

大学卒業後、放送事業会社にてWEB担当者として音楽系オウンドメディア企画立案などに従事。2012年ヘノブファクトリー入社。WEBマーケティング全般を専門領域としながら、ECサイト・サービスサイトの改善・効果UPを幅広く支援。その後、通販化粧品メーカーにて戦略・マーケティング責任者を経てへノブファクトリーに再度Join。様々な業種・商材のWEBマーケティング戦略の実施と、効果検証を実行する。ウェブ解析士。

村瀬明希(むらせ あき)
株式会社へノブファクトリー
取締役/WEBコンサルタント

大手プロダクトデザイン企業にてパッケージデザインや広告デザインを手掛けたのち、ウェブの世界へ。持ち前の情報設計スキルにより数多くの企業のサイト改善に貢献。ジャンルを問わずサイト運用、サイトリニューアル等で戦略設計、実行までをまるっとご支援。成果を上げる情報設計に力を入れている。セミナー講師としても活動中。

配信詳細

開催形式:録画配信(お申し込みいただくと配信URLをお送りします)
配信期限:2025/8/31(日) まで
視聴費用:無料

サイトリニューアルの相場について

サイトリニューアルをお考えの方からのご相談で、次のような「費用」に関するお悩みをよくお伺いします。

サイトリニューアルを考えてまして、
何社か見積もりを取ったのですが、価格がバラバラでして、、
何を基準に考えたら良いでしょうか?

安く済むに越したことはないですが、安さだけを基準に選んだ結果、費用対効果が伴わず、結果的に損する、ということもあります。

金額だけを見て判断するのではなく、その裏にある価格の根拠やそれによって得られる効果、その効果を最大限に活用できるか、などを踏まえて判断する方法を解説します。

見積もりの価格の根拠を理解する

安いか高いか、を判断するには、そもそも、見積もりの価格の根拠を理解する必要があります。

多くの場合、サイトリニューアルは人件費から算出しています。
基本的に、サイトは人が作りますので、サイト作りに携わる人達の人件費が元になっているということです。

見積もりの単位、「工数」という考え方

WEB制作の見積もりでは、よく「工数」という単位を使います。
1工数は一人の人間を1時間稼働させた場合の金額です。

同じ考え方で以下のような単位もあります。
1人月: 一人の人間を1ヶ月稼働させた場合の金額
1人日:一人の人間を1日稼働させた場合の金額

工数は作業量で変わります。
作業量が多ければ、1工数、2工数、3工数、、、と増えていきます。
一般的には制作するページ数が増えるほど工数も増えますし、
1ページあたりのボリュームが多ければ工数も増えていきます。

見積もりの金額を決める、「工数の単価」

もう一つ押さえておくポイントが、工数の「単価」です。
これは人ごとに異なります。
時給と同じ考え方です。

1工数 3000円の人もいれば、
1工数 1万円の人もいます。

この金額の差は何かというと、その人の能力の希少性と思ってください。
弁護士さんなどでも、「1時間の相談料が5万円」などがよくありますね。
5万円という金額だけを聞くと高く感じるかもしれませんが、
弁護士資格を得るためには、かなりの時間やお金を費やしていますし、的確なアドバイスができるくらいに経験値を貯めるには相当の時間がかかっており、誰でも簡単にできる仕事ではありません。
自分でその時間かけて、法律の知識を身につけるくらいなら、5万円を払った方が安いので、5万円でも価値があるとして、世の中のニーズが発生しています。

例えば「WEBデザイナー」と一言で言っても、
人によって工数単価が異なります。

WEBデザインアプリを操作できるだけでは、「ここを何色にして、文字の大きさはこのくらいにして」と細かく指示をしないとデザインは完成しません。
WEBデザイナーとしてはまだまだ半人前の状態です。
この場合は単にWEBデザインアプリを操作できるというレベルなので、一般的に工数単価は低くなります。
WEBデザインアプリ自体はyoutubeで調べるなどすれば、大抵の人はすぐに使えるようになりますので、この能力の希少性はさほど高くないということです。

逆に、工数単価が高いデザイナーは、「我が社の社風を表現してほしい」という、かなりざっくりしたオーダーでも、的確なものを作ってくれます。
これは、経験やセンスによるものですので、誰でもすぐになれるものではなく、希少性が高いということになります。

工数単価は低い方が安く済む?

工数単価が低い人と高い人で、同じ仕事をさせた場合に、工数単価が低い方が安く済むとは限りません。

なぜなら、一般的に能力が高くて工数単価が高い人は1時間あたりでこなせる仕事量も多いためです。

例えば、時給1000円の新人アルバイトと、
時給2000円のベテランアルバイトに、
レジ打ち100人分を頼んだ場合、
新人は2時間かかるところを、ベテランは30分で終わるとします。
この場合、時給2000円の人にお願いした方が費用対効果が高いですね。

1000円×2時間=2000円
2000円×0.5時間=1000円

また、工数単価が低い人にお願いする場合、他にもコストがかかってくる可能性を考慮しましょう。

レジ打ちで言うと、新人アルバイトは間違いも多くあるでしょう。またわからないことも多くあると思います。その場合、先輩が側で見て指導してあげる必要があります。これでは、人件費は二人分必要になります。

WEBデザイナーの場合でも同じことが起こります。
デザインのレパートリーや、要望に対する理解力がまだ低い新人デザイナーには、「どのように表現したらクライアントの要望に応えられるか」の的確な指示をしてくれる人が必要です。その役は通常、「ディレクター」と呼ばれる人が行います。デザイナーの工数単価が低い場合は、ディレクターの工数が多く見積ってあることが通常です。


もし、ディレクター(見積もりの項目では「ディレクション」や「進行管理」となっていることが多いです。)の工数が見積もりに含まれていない場合、見積もりは安く抑えられていますが、ディレクターの役割を発注者自身が行わなければなりません。

「安く依頼できた」と思っても、いざプロジェクトが始まると、デザイナーへの要望整理や細かな修正指示など、ご自身の作業が想定以上に多くて、自身の本来の担当業務が止まってしまい、「これなら誰かに費用を払って任せたほうが安かった」と後悔することもよくあります。

クオリティを下げずに安く依頼依頼したい場合、クオリティを守る役割は自身で行わなければならないことを覚えておきましょう。
あなた自身が、能力が高くて、クオリティのディレクションではなく別の業務に時間を使ったほうが生産性が高い場合、クオリティのディレクションは専門家に費用を払ってお願いするほうが、結果的に全体の費用対効果は高いでしょう。

サイトリニューアルには、さまざまな能力が必要で、それぞれの能力を持った人が必要

もう一つ理解しておくと良い点として、
サイトリニューアルには、さまざまな能力が必要で、それぞれの能力を持った人が必要ということがあります。

当然、たくさんの人が関わるとその分コストも上がっていきます。

ざっと以下の感じです。

  • コンサルタント(プランナーという言い方もします)
    全体の戦略設計をする人、設計のためのリサーチなども行います。
  • ディレクター
    戦略に沿った品質管理や進行管理をする人。
  • デザイナー
    デザインを設計する人。
  • フロントエンジニア(コーダーとも言います)
    デザインをコーディングして、サイトを構築する人。

他、必要に応じて以下の人たちが入ることもあります。

  • アートディレクター
  • バックエンドエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • カメラマン
  • スタイリスト
  • ライター

見積もりを見て、なんだかやけに高いな、と感じた場合は、プロジェクトにどれだけの人がかかわるのかを、見積もり元に聞いてみてください。たくさんの人が関わり、それぞれ高い能力が必要な場合は、見積もり金額も高くなると思います。
この内訳をきちんと説明できなかったり、人数も能力も納得感がない場合はその見積もり金額は妥当ではないかもしれません。

結局いくらが妥当?

例えばデザイン費はどのくらいかけるべきなのか?

工数単価が低い人にお願いすると、イメージ通りのデザインが作れず、納得のいくものにはならないかもしれません。
工数単価が高い人にお願いすると、1発でイメージ通りのデザインを作ってくれますが、それなりの金額がかかります。

どっちを取るか、難しいですね。

ヘノブがおすすめする考え方は、
「かけたコストに対して、費用対効果が得られるか」です。

実店舗を作る時と似ているかもしれません。

実店舗をリニューアルする場合で考えてみる

充実した設備と、ブランド感を完璧に表現したデザイン性の高いお店を作ろうと思うといくらでもコストがかかってきます。

しかし、コストをかけた分だけ効果が得られそうか?という視点で考えてみてください。

充実した設備はお店の回転率を上げてくれそうです。
デザイン性の高い内装は、顧客満足度を上げてくれそうです。

果たしてそれらがどのくらい、利益に繋がるでしょうか?
どんなに素敵なお店でも、来店客がなければ意味がないので、集客のための費用もある程度用意しておかなければなりません。
お店にどこまで費用をかけて、集客にどのくらい費用をかけるのか、のバランスが大事です。

ここの答えは無数にあります。
なぜなら、どのような戦略で利益を上げるか、に関わっているからです。

  • 奇抜な内装でSNSでバズり、集客コストをかけずに利益を上げる。
  • 設備投資で圧倒的な回転率を叶え利益を上げる。
  • 客数は少なくても、サービスにコスト投下してリピート率を最大化して利益を上げる。

など、
お店ごとに取るべき戦略は様々で、その数だけ最適なコストの掛け方の答えがあります。

WEB戦略によって最適なコストが決まる

WEBでも同じ考えで、基本的にはWEB戦略が定まっていないうちはどこにいくらかけるべきかを判断できません。
「そもそも、かけたコストをどうやって回収するつもりだったか全く考えいなかった」という場合、まずはWEB戦略をきちんと策定するべきです

ヘノブファクトリーでは、初回無理でWEB戦略策定のお手伝いをしています。
ご自身で策定するのが難しい場合はお気軽にご相談ください。
詳しくはこちら

コスト回収の目処が不確かな場合は、小さくスタートしよう

一つ、よくあるパターンでお伝えします。

例えば、まだオンライン上では打ち出したことがない新規事業のサイトを作ろうとする時。

サイトを作ったところで、本当に反応があるかどうか、やってみないとわかりません。
成功も失敗もどちらの可能性もある場合は、まずは小さく試した方が良いです。

サイトを作る、というと、
トップページがあって、
サービス説明ページがあって、
強みを紹介するページがあって、、
と複数ページに渡る立派なサイトをイメージしますが、
複数ページもあるようなしっかりしたサイトでなくても、1ページでしっかり魅力が伝わるようなページでも十分かもしれません。(「ランディングページ」という方法です。)

一発で完璧なリニューアルを目指すのではなく、テストマーケティングと捉える

ページ制作の費用が浮いた分は、サイトを見てくれる人を呼ぶための広告費にかければ、まずはターゲットに見てもらうことで、オンライン上で商機がありそうかどうか、測ることができます。
いわゆるテストマーケティングというものです。
テストマーケティングで確実性が実証されたら、得られそうな成果に合わせてサイトをさらに充実していけば良いのです。

コストをかける場合の考え方で実店舗の例を出しましたが、実店舗とWEBサイトでは、大きく異なる点があります。

実店舗と比べて、WEBサイトでは増築も改築も割と簡単にできるということです。
直そうと思えばいつでも直せるので、初めは小さくスタートするのがおすすめです。

サイトが出来上がってからかかるコスト

逆に、実店舗と比べてWEBサイトでは不利な点もあります。
実店舗は、初めから人通りのある通りにお店を出せば、お店があることは自然に認知されます。
しかしWEBサイトでは、こちらから働きかけをしないと誰にも存在を気づいてもらえません。
実店舗では店前の通りが認知のきっかけですが、WEBサイトでは検索や広告が出る画面が認知のきっかけです。
そして、その画面には同じジャンルのWEBサイトはすでに無数にあり、競合性はかなり高い状態です。

競合性の高い場所で、自社を知ってもらいサイトを訪れてもらうには、それなりの広告費やSEO対策費用がかかります。

この「サイトが出来上がってからも継続的にコストがかかること」を認識しないまま(もしくは、甘く見積もって)、サイトリニューアルに予算をほとんど使ってしまい、「せっかくサイトができたのに、集客がほとんどできない」という失敗は、実はよくあります。

なので、サイト自体は小さくスタートし、初めは認知や集客にしっかりコストを回し、まずはテストマーケティングを成功させましょう。

ここの判断を誤ると、費用をかけて豪華なサイトを作ったものの、全く機能せず、半年でたたむなんてことも良くあります。

まとめ

見積もりの金額だけを見ると、額の大きさや小ささ、他社との比較から、単純に「高い」「安い」と思いがちですが、いずれの場合も金額の根拠を正しく理解する必要があります。

安く見えた金額が、最終的には利益を生まない無駄な支出になることもありますし、高く見えた金額が、大きな利益を生み出し、結果的にお得になることもあります。

見積もりに対しては、安い場合も高い場合も、きちんと金額の根拠を尋ねましょう。それに対して、納得のいく説明を得られない場合は、後々後悔する可能性があります。

また、根拠に対して、「これで費用対効果を得られるかどうか」もこの段階できちんと考えましょう。どんなロジックで利益を生み出すかが明確でない場合、まだプロジェクトの実行に費用をかけるべきではありません。この場合、まずは戦略設計に時間をかけましょう。時間が惜しい場合はプロに頼むのも良いでしょう。この時ももちろん、納得感のある見積もりであることが重要です。

「ECリニューアルしたら売上が下がった」って、本当??

ヘノブには日々様々なお悩みが寄せられています。こういった場合、まずはコンサルタントがヒアリングさせていただき、状況を把握した上で、どうしたら良いかをアドバイスさせていただいています。

今回のご相談は、「ECリニューアルしたのに、何故か前年より売上が下がった」というものです。

※記事内に出てくるサイトの数字はイメージです。実際の数字とは異なります。

リニューアルしたのに何故か去年より売上が下がった、というご相談

お客様:最近リニューアルして、リニューアル後はセールもやったんですが、前年ほどは売れなくて、原因がわかりません。
リニューアルすれば売上が上がると思っていたので、ここからどうすればいいかわからなくて、、

ヘノブ:セールは前年も同じようにやっていたんですか?

お客様:はい、毎年同じ時期にやってます。

ヘノブ:集客方法は前年と同じですか?

お客様:はい、広告予算も前年と同じ額です。

ヘノブ:なるほど、ちょっとサイトを見てみましょう。
UIを見ると、明らかに前年より商品が探しやすくなっているので、これで売上が下がるのはちょっと解せないですね。詳しくデータを分析してみましょう。

ヘノブ:UIが良くなると通常はCVRが上がるので、まずはここをチェックします。

データ分析の結果、以下が判明

  • 集客全体のCVRは下がっている
    →気になる点として、ディスプレイ広告からの集客が大きく増えていて、リスティング広告、ダイレクト、自然検索からの集客が下がっている。
  • CVRをみると、自然検索流入とダイレクト、リスティング広告からのCVRは改善してる
  • CVRの低いディスプレイ広告の集客割合が増えた事で、全体のCVRは下がった

※実際は、さらに深い分析をして精度の高い根拠まで見ていますが、長くなるので、ここでは省略します。

ヘノブ:自然検索流入とダイレクト、リスティング広告からのCVRは改善しているので、「商品を探している人にとってはやはり商品が探しやすくなった」ということは言えます。
これは、リニューアルの効果と考えて良いでしょう。

お客様:なるほど、では、リニューアルは一応効果を発揮してるんですね。ここまで細かくは見てなかったので、てっきり失敗したのかと思っていました。リニューアル費用が無駄になっていなくて、ひとまず安心しました。。
でも、リニューアルが原因じゃないとすると、売上が下がった理由はなんでしょうか?

ヘノブ:広告予算は変えてないとのことでしたが、もしかして広告キャンペーンを大きく変えていませんか?

お客様:あ、はい。実は今年から広告代理店を変えました。
今まではリピーターへのアプローチも行ってましたが、代理店を変えてからは、新規客の獲得だけにしてもらっています。

ヘノブ:なるほど。原因がわかりました!

売上が下がった原因はこれ

原因はリニューアルではなく、広告による集客層が変わったため

そもそも、「集客」と一言で言っても以下のように、層によって購買意欲に大きく差がある。

上の層を集客するのと、下の層を集客するのでは、CVRが大きく異なる。
一人当たり集客するのにかかる金額(CPC)は、下に行くほど安くなる。

ヘノブ:おそらく、集客に関して前年と今年で次の違いが起きています。

前年

  • 広告の内訳として、ディスプレイ広告予算とリスティング広告予算を半々で出していた
  • リスティング広告はより商品購入に近い、明確層に向けて出ていたので、広告からのCVRが高かった
  • ディスプレイ広告は、探していない人にも広く配信されるので、入ってくる人の購買意欲はまだ低く、CVRは低い。ただし、ディスプレイ広告でお店の存在を知った人の中で、明確層に引き上がる人が出て来た際に、リスティング広告が刈り取る役割を果たしていた。
  • 去年はここの、認知〜集客〜購入のバランスが取れていた。

今年

  • 「広告予算は変えていない」とのことだったので、おそらく新しい広告会社では、まだお店を知らない人により広く知らしめるために潜在層向けの広告割合を増やしたと思われる。
  • 潜在層向けの広告はCPCが低いので、同じ広告予算でもたくさん集客できる。
  • しかし、広告運用がずさんだったために、徐々にディスプレイ広告の効果が悪化し、認知拡大が上手くいかなくなったことで、刈り取りの役割を果たしていたリスティング広告も機能しなくなった。

ヘノブ:今年は、「認知→集客→検討引き上げ→購入」の流れが機能しなくなったと思われる動きとして、ダイレクト流入が去年と比べて大きく下がっています。
ダイレクト流入は、ブックマークやブラウザの履歴など、「良さそうだから、またサイトに戻ってきた」という動きです。
ここが減っているということは、明確層に引き上がる人が減った事を意味しています。

お客様:たしかに、ディスプレイ広告のバナーは、広告代理店を変えた当初に作ってもらったものをずっと使っていて、今見るとずいぶん古臭い印象になっています、、

ヘノブ:広告バナーは同じものを出し続けていると、ユーザーに見飽きられてしまい、だんだん効果が下がっていきますので、定期的に見直す必要があります。
さらに、リニューアルしてサイトのブランドイメージが代わったことで、さらにバナーとの印象のギャップが大きくなってしまっていますね。ここも効果が下がった理由の一つだと思います。

お客様:なるほど〜。広告はずっと変えていなかったので、まさか売上減少に影響してるとは思ってもみませんでした、、
そもそもほったらかしがダメってことですね、、お恥ずかしい。。
にしても、広告代理店に運用してもらっていたのに、広告が原因で売上が下がってるって代理店は気づかないものですかね?

ヘノブ:正直、気づかない会社の方が多いでしょうね(^^;)
一般的に広告代理店は広告効果しか見ていないので、今回のように、広告の直接影響ではなく、間接影響でダイレクト流入が大きく減った事で売上が下がっているような場合、広告代理店では気づいていないと思います。広告だけを見れば、広告の費用対効果は去年よりも良いので。
ちなみに、広告会社を変えた理由はなんだったのですか?

お客様:実は、、手数料を安いところに変えたのです。。
コストカットできても、広告運用の質が下がっては意味がないですね、、

ヘノブ:なるほど、極端に料金が安い場合は、最初にキャンペーン構築してから何もメンテナンスしてないこともあるので、安さだけで決めない方が良いですね。
ただでさえ、ここ数年でどの商材も広告の競合性が上がっているので、ほったらかしで効果が出続けるということはないと思ってもらった方が良いです。

お客様:原因がわかってよかったです!ご相談するまでは、リニューアルでデザインを変えてしまったのが良くなかったのかと思い、元に戻す方が良いのか??など迷走してましたが、誤った判断をせずに済みました。

まとめ

こちらの企業様には、この後、広告改善をご提案しました。
原因が明確になったので、きっとここから売上改善していけるでしょう。

サイト改善も、広告も、実施したら必ず細かくデータ検証を行いましょう。

良くなった場合は、何が影響したかを突き止められれば、次に活かせますし、悪くなった場合はいち早く悪影響を食い止めることができます。

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※ ご質問はチャットにて受付いたします。全セッション終了後に各登壇企業より回答させていただきます。時間の都合上、会期内で回答できない場合は、イベント終了後に各登壇企業の担当者よりメールにて回答させていただきます。

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