「修正をお願いしたら、また修正が出た」
「直したはずなのに、さらに“違和感”が出てくる」
デザイン制作のディレクションにおいて、こんな経験をしたことはありませんか?
修正が終わらない原因は、デザインスキルの問題ではないことがほとんどです。多くの場合、判断の前提・目的・意思決定の構造が整理されていないまま進んでいます。
このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせがむずかしくなりがちな制作プロセスを、「どう考えればいいか」「どこを押さえればいいか」という視点で整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!
今回のご相談は、「修正が終わらないデザイン案件、何が起きてる?」です。
このエピソードに登場するひと

ふなだ
へノブファクトリーのシャチョー。
好きなレフェリーはレッドシューズ海野。

いぬ
悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ
UMA(未確認動物)。
修正が終わらなくてツラいワン…

ふなださん…助けてほしいワン…。
デザインの修正を何度も出してるのに、全然ゴールが見えないんだワン…

それ、デザインが悪いんじゃなくて、
“何をもってOKとするか”が決まっていない可能性が高いね。

ゴールが見えない雪道、永遠に歩くやつだヨ〜!
① 修正が終わらない案件の正体

まず押さえたいのは、
修正が多い=クオリティが低い、ではないということ。
よくある勘違い
- センスが合っていない
- デザイナーの実力不足
- こちらの要望を理解していない

実際には、判断基準が共有されていないケースがほとんどだよ。
② 判断軸が揺れていると、修正は増える

途中で“良し悪しの基準”が変わると、
どんなに優秀なデザイナーでも修正が止まらなくなる。
ありがちな状況
- 最初は「シンプルで」と言っていた
- 途中で「やっぱり目立たせたい」になる
- 最後に「もっと安心感がほしい」と追加される

これ、全部“間違い”じゃない。
でも、順番と整理がないまま出ると混乱が起きる。

途中でコンパス回したら、全員迷うヨ〜!
③ 修正は「作業」じゃなく「意思決定」

修正って“直してもらう作業”に見えるけど、
本質は意思決定の連続なんだよね。
修正時に考えるべきこと
- 何を優先する?(目的)
- 誰のためのデザイン?(ターゲット)
- 今回は何を捨てる?(トレードオフ)

ここが曖昧だと、
“直したけど、まだ違う”が無限ループするんだナ。
④ 「違和感」は悪者じゃない

“なんか違う”という感覚自体は、すごく大事。
問題は、それを言語化しないまま修正に出すことね。
違和感を分解する視点
- 目的に合っていない?
- ターゲットとズレている?
- 情報が多すぎる?少なすぎる?
- 優先順位が逆?

違和感は、判断軸を見直すヒントなんだよ〜。

“なんか違う”をそのまま投げてたワン…反省。
⑤ 修正が終わる案件の共通点

逆に、修正が少なくスムーズに進む案件には共通点があるよ。
うまくいく案件の特徴
- 最初に目的とゴールが共有されている
- OKラインが明確
- 判断する人が決まっている
- 意見と決定が分かれている

“誰が決めるか”が曖昧だと、修正は増え続けるのよね〜。
まとめ
イエティのチェックリスト
- ゴール(OK条件)は決まってる?
- 判断軸は途中で変わってない?
- 修正=意思決定だと認識してる?
- 違和感を言葉にできてる?
- 決める人は誰?

修正が終わらないのは、失敗じゃない。
“まだ判断が整理されていない”というサインなんだよ。

そっか…デザインを直してたつもりで、
何を決めるかを迷ってただけだったんだワンね…!

デザインが迷ってるんじゃない、判断が迷ってるだけだヨ〜!







