デザイン制作を外部に依頼するとき、 「どう伝えたらいいのか分からない」「言葉にするとズレる気がする」そんな不安を感じたことはありませんか?
デザインの良し悪しは、デザイナーの腕だけで決まるものではありません。実はその多くが、依頼時のディレクション=伝え方と整理の仕方で決まります。
このシリーズでは、悩めるWEB担当者(犬)が抱えるサイト運営の悩みに、ふなだ・むらせがむずかしくなりがちな制作プロセスを、「どう考えればいいか」「どこを押さえればいいか」という視点で整理して、すぐ実践できるヒントをお届けします。がっつり専門的というより、“迷わないための道しるべ”くらいの気軽さでドゾー!
今回のご相談は、「ディレクションってどうやるの?」です。
このエピソードに登場するひと

むらせ
へノブファクトリーのコンサルタント。
好きなフォントはFutura。

いぬ
悩めるWEB担当者(犬)。

イエティ
UMA(未確認動物)。
デザインの依頼、いつも難航するワン…

むらせさん…デザイン制作をお願いするたびに悩むワン…。
うまく伝えたつもりなのに、上がってきたデザインが“なんか違う”んだワン…

うん、それは“あるある”だね。
でもね、それって感覚の問題じゃなくて、ディレクションの構造の問題なことが多いよ。

なんか違う”は、雪山でも一番あいまいな言葉だヨ〜!
① デザイン依頼は「センスの話」じゃない

まず大前提として、デザイン制作の依頼は“センスの共有”じゃなくて
“目的の共有”なんだよね。
よくあるズレ
- かっこよくしたい
- おしゃれにしたい
- 今っぽくしたい

これ、全部“正解がない言葉”。
だから受け取る側も、どう作ればいいか迷っちゃう。

たしかに…“いい感じで”って言っちゃってたワン…
② まず決めるべきは「誰に・何を伝えるか」

デザインディレクションで一番大事なのは、
“誰に向けて、何を伝えたいか”を先に言語化すること。
最低限そろえたい情報
- ターゲット(誰に見せる?)
- 目的(何をしてほしい?)
- 伝えたい印象(安心・信頼・親しみなど)

これが整理されていないと、
どんなにデザインが上手くても“ズレた正解”になる。

目的地決めずに雪山登るの、危険すぎるヨ〜!
③ デザインの正解は「比較」で伝える

“好き・嫌い”を言葉で説明するのは難しい。
だからおすすめなのが“比較”で伝える方法。
伝え方の例
- このサイトは好き/ここは苦手
- この雰囲気に近づけたい
- この要素は入れたくない

理由まで一緒に伝えられると、
デザイナー側の解像度が一気に上がるよ。

“これみたいに”って言っていいんだワンね〜!
④ 要望は「抽象→具体」の順で伝える

もう一つ大事なのが、要望の伝え方の順番。
おすすめの伝え方
- 全体の方向性(世界観・トーン)
- 重視したいポイント
- 避けたい表現
- 最終的なゴール

いきなり細かい指示から入ると、
全体が見えなくなって迷子になりやすい。

まずは地図!拡大するのは後だヨ〜!
⑤ 「なんか違う」は、分解すれば伝えられる

“なんか違う”って感じたときは、どこが違うかを分解してみよう。
分解の視点
- 色?
- 文字?
- 写真?
- 情報量?

全部ダメ、じゃなくて
“ここは良いけど、ここが違う”と伝えられると、
修正の精度が一気に上がるよ。

“なんか違う”の中身を言葉にするワン…!
まとめ
イエティのチェックリスト
- 目的とターゲットは共有できてる?
- センスじゃなく目的を伝えてる?
- 参考例・比較を使ってる?
- 要望は抽象→具体の順?
- 「なんか違う」を分解できてる?

ディレクションは“デザイナーを縛ること”じゃなくて、
一緒に正解を探すための地図づくり。
整理できれば、デザイン制作はぐっと楽になるよ!

これなら次はちゃんと伝えられそうだワン!

コンパス持たせてあげるのが、ディレクションだヨ〜!







